ブランディングの背景となるファクター

時代が創出してきたもの

1960年代からアメリカで起こった主な24の社会運動の中で、これまで日本でもその影響が認められ、人々のライフスタイルの変化をもたらしてきた運動が下記になります。

1980年代

環境運動(森林保護、産業規制、環境汚染規制)

Environmental movements

(forest conservation, industry regulation, regulation for environmental pollution)

1990年代

自然環境運動(経済成長のスローダウン、ライフスタイルの変化、地球環境保護)

Ecological movements

slowdown in economic growth, change in lifestyle, environmental conservation

2000年代

オーガニックフードと有識者のベジタリアン指向

Organic food and vegetarian movements

2010年代の顕著な現象

地球温暖化による気候変動と遺伝子工学の台頭

Climate change caused by global warming and Rise of genetic engineering

私たちは何をしてきたか? これからの価値観とは?

まず仕事があり、一生懸命働けばお金が入り、そのお金で欲しいモノを手に入れ、暮らしをゆたかにしてきました。
ほんとうにそのものが必要かどうかより、持っていることで、満足感を得ることができました。
モノはときに、暮らしのレベルのステイタスすら表現してくれました。

また、企業は利益を追求し、終わりのない価格競争で勝ち抜くことで、企業力を維持してきました。
気がつくと、製品の品質や価値を上げることよりも、利益を上げ、合理化やリストラにしのぎを削ることで企業自体の品格や働く人のしあわせを見失いつつあります。

自分のライフスタイルを確立することより、モノによって測れるゆたかさや、所有することで得られる満足感に、気がつくと振り回されてきたといえないでしょうか?
また、利益を追求するあまり、サービスや心の通う商品提供を忘れてはいないでしょうか?

消費は美徳、かつては、そう豪語してきた経済大国日本。
バブルの崩壊後は環境破壊による気候変動、震災や洪水、疫病の恐怖、社会問題としてのワーキングプアと格差社会、そして超高齢化社会…。
精神不安を訴える人々は年々増加し、年間3万人が自死する経済大国にとって、そのゆたかさの意味はどこにあるのでしょうか?

物質的なゆたかさだけでは解決できない、新たな価値観の見直しを伴う、かつてないほどの大きな課題が、私たちには突きつけられています。いったい何を規範にして、生きるゆたかさを見いだしていけばいいのでしょうか?

コンフォートグリーン®が提唱する新しいライフスタイル

Less is More.「持たない、ゆたかさ」

<物存経費>
モノを所有していることで発生する維持費やその修理やアップデートに要するメンテナンスフィー、モノによっては必要となる保険や税金、そのモノが占有するスペースコストなどのことを「物存経費」と呼ぶことにします。

モノの維持・所有にはお金だけではなく、想像以上にたくさんの時間を取られていることを忘れてはいけません。

お金と時間は人生のゆたかさ(企業の場合は企業力)を決定する、最大の要素といえます。

この2つの要素を、できるだけコントロールすることでより持続力のある(sustainability)、本質的なゆたかさを得られるという考え方がLess is More(持たない、ゆたかさ)です。

「持たない」というワードには多くの意味が含まれます。

持たないことで、「物存経費」とそれに費やす時間を削減し、その結果生まれる余裕を、個人がやりたいことや企業の社会的貢献に費やすことができるという、価値観の定義でもあります。

このことが、コンフォートグリーンが提唱する新しいライフスタイル「 Less is More(持たない、ゆたかさ)」のコアとなる意味となります。企業の場合は、新しい企業理念となります。

寝具のレンタル&メンテナンスサービス

コンフォートグリーン®はこの新しいライフスタイル(理念)「 Less is More(持たない、ゆたかさ)」を提唱し、その実践のための事業を行うブランドです。

コンフォートグリーン®

コンフォートグリーン®は「所有しないでいて、所有していること以上のゆたかさ」を提供するビジネスを行います。
その結果「持たない、ゆたかさ」を形にすることをゴールとします。

そのひとつの例が、寝具のレンタル&メンテナンスサービスです。

寝具、特に羽毛ふとんは、羽毛という優れた天然素材の性能を生かす適正なメンテナンスによって、ほとんど一生使用できるといわれています。
つまり羽毛自体は、ほぼ100年の使用が可能な、かけがえのない天然資源なのです。

そのため、羽毛自体はバージン羽毛(未使用羽毛)である必要はどこにもなく、本来的には欧米のようにリサイクル羽毛として、何度もリユースすることが、正しい素材の扱い方、生かし方なのです。
そのためにはプロによる適正なメンテナンス(羽毛自体のクリーニングや側生地の交換や足し羽毛など)と定期的な管理が必要です。

その結果可能となる「リサイクル・リユース・リニュー」は資源の無駄をリデュース(軽減)し、本来持っている羽毛の価値を最大限生かす、唯一有効なシステムといえます。

Recycle - Reuse - Renew → Reduce

羽毛ふとんは暖かい時期にはまったく必要がなくなります。
つまりむだな物存経費を支払う必要のまったくない存在といえます。
寝具は特に場所をとりますから、気がつかないうちにそのスペースコスト(居住空間面積を家賃で割った場合のコスト)を支払っているといえますし、個人でのメンテナンスや管理はたいへんですから、それに費やす時間もセーブ可能なのです。

"More"を具現化するのはあなたです。

不要な所有をやめて、今までかかっていた経費と時間を節約することで、より持続力のある本質的なゆたかさを得られるという考え方が Less is More(持たない、ゆたかさ)であることは、すでにご説明しました。

モノ自体を持つな、使うなということではありません。

所有は不要でも、それを使う必要はあります。

コンフォートグリーン®のレンタルビジネスは、レンタルのシステムを通して「適正かつじゅうぶんな使い心地、快適さ」を提供します。
その結果、買って所有するよりも、最終的にはコストが下がります。
それでないと、Moreを生み出すことはできません。

面倒な部分はお任せいただいて、快適さを手に入れるシステムを提案し提供しているのです。

コンフォートグリーン®はLess is Moreという価値観を根幹としていますから、常にLess(持たないですむこと)を創り出す努力をしています。

それをMore(ゆたかさ)に変えるのは、コンフォートグリーン®がお客さまとするみなさんの役割なのです。

コンフォートグリーン®のビジネスモデルの意味は、利益を追求することではありません。
必要のない負担やオーナーシップから解放することで得られる余裕の手に入れ方を提供することで、お客さまである企業や人々へのサービスの向上をはかり、人々のしあわせなライフスタイル創りをサポートし、結果、資源の無駄な使用や廃棄を軽減することで、環境に対する負荷も減らしていきます。

今、なぜ羽毛ふとんなのか?

羽毛ふとんの現状とそのパーソナルな価値との矛盾

モノの売買で成立する消費社会において、利益とは不思議なもので、かならずしも、最高の商品が適正な価格で販売されているとは限りません。

例えば、羽毛ふとんに限って検証してみると、日本で、羽毛ふとんが、その性能に対して、等価の価格、つまり適正な価格で販売されているかどうかは大きな疑問です。

仮にそれが高額の場合、最高の性能を備えた羽毛ふとんなのかどうか、いったいどのようにして知ることができるのでしょうか?
それどころか、最高の羽毛ふとんというべきものがいったいどういうものであるのか?
また、その価格はいくらであることが適正なのか?
それすらもだれも知らないのです。

逆に、非常に安い場合、一生ものと呼ばれる天然素材が、なぜそのような廉価で販売可能なのか?
言い換えれば、羽毛の性能の価値はどこへ消えてしまったのか?
安さにも大きな疑問が残ります。

売れる売れないという判断基準だけを優先して成長させてきたマーケットの疲弊が、ここへきて、明らかになってきました。

高いと売れない、では価格を下げる、下げられた価格の中でさらに1円でも安い価格をめざして、熾烈な価格競争が成立してしまう。
なぜ、高いのか、なぜ、安いのか…本来、明示されるべき性能の差はどこにもみあたらず、主役のわからない競争という現実だけが残ってしまった結果、だれも快適にならず、だれもゆたかにはならず、だれもしあわせになってはいないのです。

モノの正しい価値を判断する消費者の能力や、それをプライドを持って提供するプロとしての作り手の姿勢。
そのどちらも育ってこなかったのです。

羽毛ふとん、つまり寝具は本来的にはとてもパーソナルなツールのはずです。
人が眠る環境や好みは、さまざまであるはずです。直接からだに触れ、季節にも左右されるものです。
つまり家電や家具とは大きくちがっているはずです。

それなのに、なぜ、価格やラベルだけが判断の理由となっているのでしょうか?
あるいは、本来、ほとんど眠るためだけに利用するはずのホテルで、どの部屋でもおしなべて同じような寝具が、ほとんどメンテナンスをされない状態で使われ続けているのでしょうか?
「旅の恥はかきすて」といわれますが、「旅の一夜はその場限り」的な甘えがホテル側にないといえるでしょうか?

使う人にとって最適な羽毛ふとんを、最適な方法で供給するシステム

コンフォートグリーン®

コンフォートグリーン®は羽毛ふとんにおける、「快適というアナログを、性能というデジタルで表現」することにすでに成功しています。
羽毛ふとんの新定義 参照

羽毛ふとんという商品の質とその等価としての適正価格を、プロとして設計することのできる自信が、このレンタルビジネスの根幹です。

この自信と根幹なしでは、Less is More(持たない、ゆたかさ)などという哲学は語れないのです。

羽毛ふとんの快適さをその性能ごとに設計するノウハウは、快適な睡眠を切望する“眠れない人々”の夜を改善することはいうまでもなく、そのまず先鞭をつけるのがホテルでの一夜の眠りの質の向上といえます。

快適さを適正な価格や理由で得られることこそが、人々の願いであり、その人としてのあたりまえの願いが、企業ビジネスに反映されることが、これからの企業の存在意義となるはずです。

はじめに利益ありきではなく、はじめに価値ありきのビジネスといえます。

貸し布団屋ではない、誇りと自信とソフト重視のビジネスモデル

コンフォートグリーン®が行うレンタルビジネスは貸し布団稼業ではありません。

レンタルの商品は、プロが設計製作した優秀なものであると同時に、永続的なメンテナンスと管理を行います。
借りて返して終わり、ではなく、お貸しするところから始まるまったく新しい安心・安全・品質保証のビジネスです。

ホテルにご宿泊いただいた方からの評判はホテル自体のグレードのアップにつながります。
同時に、羽毛ふとんなど寝具の性能と品質とその価値を表す適正な価格を、広く一般消費者の方にご理解いただく大きなきっかけにもなります。

客室できちんと表示、ご紹介を行いますから、あたらしいホテルサービスの顔としての効果も期待できます。

コンフォートグリーン®はきちんとした哲学とそれにもとづいたソフトを規範に、ビジネスをするブランドです。